ソーリン・グループはこの50年間に、世界各国のお客様と全世界で活動する社員とともに、大きな発展を遂げてまいりました。
Sorin Biomedica社の前身であるSorinは1956年、イタリア北部に核エネルギーの研究施設として誕生しました。1960年代には幅広く科学の諸分野から取り入れた技術ノウハウを生物医学分野に応用する目的で、Sorin Biomedica社が設立されました。
“Sorin”という社名は、イタリア語の “Societa Ricerche Impianti Nucleari(原子力プラント研究センター)”の頭文字に由来するものです。
Sorin Biomedica社は、設立当初より国内外で認知され、また核エネルギーに関する初期の技術開発の過程で、“パイロリティック カーボン”の研究を行う機会を得ました。これにより高耐久性、血液適合性、生体適合性などの優れた特性を持つ“パイロリティックカーボン”を医療分野に応用することに成功した世界で最初の企業の一社となりました。
医療分野参入後、“パイロリティックカーボン”の研究をさらに強化し、“カーボフィルム”として特許を得たこの技術を、人工心臓弁(機械弁)、人工弁輪、冠動脈ステントなどの製品に活用し、心臓血管外科治療の進歩に貢献しました。
90年代の初め、心臓外科手術に使用される人工肺や人工心肺装置の世界的メーカーであるDideco社とStöckert社の2社が、また慢性腎不全の血液透析関連製品の有力メーカーであるBellco社がソーリン・グループに加わりました。さらに1999年には、人工心肺と自己血回収装置のメーカーであるCOBE Cardiovascular社も傘下に入りました。
21世紀に入り、ソーリン・グループはカーディアック リズム マネージメント(CRM)やバスキュラー セラピーの分野に事業を拡大しました。2001年には、フランスのEla Medical社を買収し、カーディアック リズム マネージメント分野での地位をさらに強化しています。
2003年のCarboMedics社の買収と、それに伴うMitroflow社の買収により、それぞれ機械弁、生体弁のラインアップを強化し、人工心臓弁メーカーとしての地位を確立しました。
2004年1月には、ミラノ証券取引所に株式を上場しています。